ジョン・ウィック

久方ぶりのヒット作。

評価は★★★★★星5!


ここよりネタバレ

・もっさりアクションがすてき(走り方がダサい、銃の構え方がダサい、でも早い、殺し方が丁寧(でも無駄撃ち多すぎて結局弾切れ)

・ストーリーくそくらえ

・ジョン(キアヌ)とにかく愛されている

 車やのおっちゃん、支配人、ホテルスタッフ、親友etc…

 制作人にも愛されてる作品

・スーツ着てもシュッとしないキアヌクオリティー(ヘアもう少し何とかならんかったのか)

・ガン・フー()ってネーミングはあれだけど、テンポの良さで見ればこれ以上ないかな。キアヌによく合ってるよね。

・イアンマクシェーンの味が出すぎてもうつらい(するめ男!)

いちいち演出が渋い。もう何度も何度も見てきたような着古した演出だけどもタイミングと表情、やり方がいい。

・ウィレムデフォーもいい。いい!

結果が残念だったけども、まぁ必要だったんだろうな。次作も出てきてほしかったけど。ウルトラCあっても私は許す。

・殺し屋社会のシステムが素晴らしい。このあたりの設定は好きだな。

スパイとか殺し屋とか隠れ家とかそれっぽいところはあってもシステム化しているっていう設定があるのは珍しい。金貨とか、支配人とか、掟とか。ホテルのスタッフ全員好きだった。

ディナーっていう隠語が個人的に大ヒット。

事後処理の仕方まで魅せてくれる。にくい!(死体の芋虫には笑ってしまう)

・対人にはやたらと強いのに車にはやたらと弱いキアヌさん(何度引かれるの)

・お散歩でバイバイ

とまあつくりは一つ一つとっても丁寧。

ストーリーは合って無いようなものだけど、もともとアクションにストーリーは求めてちゃいないので全然OK!

合間にユーモアもちりばめながら、あのテンポをラストまで持たせた制作陣に拍手をしたいくらい!

鑑賞後レビューを見たけど、キアヌの洗練された…

とかっていうコメントを目にしてもともとキアヌはもっさりした印象をもっていたびっくり(笑)

もさもさもさもさしながら、省エネアクション。

そんなキアヌをこれからも応援したいと思います。

あの類の個性はこの先見られることもなさそうだし。

テンポ良い系のアクション映画で言うと

96時間(リーアムニーソン)とパリより愛をこめて(トラボルタ)かな。

このあたりが好きな人はびっくりするほど楽しめると思う。

もともと期待しながら見に行った本作。

見事期待を上回ってくれた。


0コメント

  • 1000 / 1000